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和歌山県

丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ) 和歌山県伊都郡

投稿者:吉祥さん

南海高野山線、橋本から車で 30分ほど山道を進むと朱塗りの橋と鳥居が印象的な丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)に到着します。

高四五〇メートルの「天野の里」にあるために「天野大社」の愛称で親しまれています。創建は千七百年前のことと伝えられます。

社殿はたいへん美しく山の空気が清々しいです。 奈良の春日大社と同じ造りで「春日造り」と云うそうです。

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高野山・山王院(さんのういん) 和歌山県伊都郡

投稿者:吉祥さん

途中、川筋をとりちがえたのか行くほどに流れが細くなり、道もけものみちのようで、空木の木などがはびこり歩くのに難渋した。それでも一晩中登りにのぼるうちに不意に山上に都市が現出した。悪いものにたぶらかされているようでもあり,夢の中にいるようでもあった。(司馬遼太郎「空海の風景」より)

司馬遼太郎の驚きはそのまま高野山を訪れる人の驚きであろうと思われます。

曲がりくねった山道を進んでいくと突然、朱塗りの大門が出現します。大門の先に平らかな土地が開け山上に都市が広がっています。外八葉の山に囲まれた仏都・高野山(こうやさん)です。

空海はこの地を求めて山野を巡ったといいます。唐の国から投げた三鈷所の落ちた場所が聖地にふさわしいと探していたとも言われています。

私もつい最近気づいたのですが山上に広い平地が広がる地形は稀有といってもよく、その地を見つけた空海の力に感心せざるを得ません。

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大斎原(おおゆのはら) 和歌山県田辺市

投稿者:吉祥さん

熊野三山・旧社地のうち新宮(速玉)の神倉神社・那智の飛瀧神社の二箇所をご紹介しましたのでこちらも・・・。

龍神から熊野本宮へ向う道の右手に巨大な鳥居が見えます。高さ34m・幅42m日本一の大鳥居です。

熊野本宮大社の旧社地である大斎原(おおゆのはら)は熊野川・音無川・岩田川の3つの川が合流する川の中州にあります。かつて神倉の地に降臨した熊野三神のうち熊野家津御子大神(けつみこおおかみ)が川を遡りこの地に坐したのがはじめとされています。

江戸時代まで音無川には橋が架けられなかったため参詣者は音無川を草鞋を濡らして徒渉しなければなりませんでした。そのため熊野では「濡藁沓(ぬれわらうつ)の入堂」と言って水で濡れたわらじと泥で汚れた着衣での参拝が許されていたといいます。参詣者は音無川の流れに足を踏み入れ、冷たい水に身と心を清めてからでなければ、本宮の神域に入ることはできませんでした。

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飛瀧神社(ひりゅうじんじゃ・ひろうじんじゃ)和歌山県那智勝浦町

投稿者:吉祥さん

神武天皇が熊野灘から那智の海岸「にしきうら」に上陸されたとき、那智の山に光が輝くのを見て、この大滝をさぐり当てられ、神としておまつりになったのがこ熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)の始まりとされています。

熊野那智大社は現在は見晴らしのよい山上にありますがかつては那智の瀧のお膝元(現在の飛瀧神社のある場所)にあったそうです。

滝の高さは133m・日本で一番高い瀧です。

子供の頃から華厳の滝を何度も見ている私ですが那智の滝には圧倒されました。

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神倉神社(かみくらじんじゃ、かんのくらじんじゃ) 和歌山県新宮市

投稿者 : 吉祥さん

神武天皇が東征の時に登った天磐楯の山であるといわれています。
熊野三神(熊野速玉神・家都御子神・熊野夫須美大神)が熊野に最初に降臨したのがこの地とされ山頂にはゴトビキ岩と呼ばれる巨大な岩が坐しています。

家都御子神は那智大社・熊野夫須美大神は熊野本宮大社でそれぞれ主祭神としてお祀りされています。後に熊野速玉神は熊野速玉大社に遷宮されれました。

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